葉巻はリラックスしてから火を着ける。
シガレットを嗜む方は、仕事の合間にリラックスするために、ちょっと息抜きに。
葉巻は、時間を楽しむためのもので、手持ちの葉巻でどのくらいの時間をかけて過ごせるかを計算しながら火を着けると好ましい。
欧米の長い歴史の中から見ても葉巻は、ちょっと高価な嗜好品であり、 「ステータスシンボル」としてのアイテムというイメージが今でも残っている。
16世紀ヨーロッパで列強の国のひとつだったスペインがカリブ海最大の島・キューバを支配し、葉巻を本国に持ち帰ることから始まるその歴史。
たばこの葉をそのまま筒状に巻いた葉巻の文化は、まずスペインに定着し、 1717年には王立葉巻工場がセビリャの地に創設され、 1806年から1812年にかけてスペインに侵攻したナポレオン軍の兵士たちが、 フランスに帰国するときに葉巻を持ち帰ったことが欧州全土への普及の始まりといわれている。
英国では、17世紀末から流行した「コーヒーハウス」において、上流階級が高価な輸入品だった紅茶、 コーヒー、チョコレートを飲み、たばこを燻らせては議論や情報交換に花を咲かせていた。
このような社交場で交わされる活発な談義には、葉巻はついてまわり、学者や文化人も加わり、 文化が創造されていったとも言われている。
近代文学や芸術、当時の政治にも深く関わり時の政府や政党が生まれたのも、紫煙が大きな役割を果たしたといえよう。
その後、葉巻は19世紀を通じて欧州における立派な紳士であることを示すステータス・ シンボルとして確立されてゆく。
ディナーの後、紳士のみで楽しむ葉巻の喫煙の文化（アフター・ディナー・シガー）の習慣ができ、 高級ホテルや紳士のクラブに葉巻喫煙専用の喫煙室が設けられたり、列車の客車に葉巻喫煙用の車両が取りつけられ「ラウンジ」と呼ばれるようになるのもこの頃。
プレミアムシガーと呼ばれる葉巻は、吸い口を切ることから始める。
鋏や専用のシガーカッターと呼ばれるのが、以下である。
持ち歩きに便利なシガーカッターは、バリエーションもあるのでTPOにあわせて使ってみたい。
シザーシザーは、デザイン性とコスパの高さが魅力。
ハサミ状のシガーカッターは、葉巻のどのサイズにも左右されないので最も万能なシガーカッターとも言えるため、まず手に入れたいのはこちらの葉巻用の鋏であるシガーシザー。
持ち手が大きく取られグリップ感が高く力が入れやすくなっているものは、ギロチンタイプのシガーカッターより優しく切れるのが魅力で我が家にひとつはこれを常備したい。
ダブルブレードギロチンカッターは、フラットカットでマイルドな味わいが特徴。
フラットカットは葉巻をしっかりとくわえこんで吸うため葉巻本来の香りや喫味を楽しむことができる。
オーソドックスなギロチンカッターとして、どんな葉巻にも万能に使うことが出来る。
シングルブレード・カッターは、フラットカットでマイルドな味わいが特徴。
フラットカットは葉巻をしっかりとくわえこんで吸うため 葉巻本来の香りや喫味を楽しむことができる。
オーソドックスなギロチンカッターとして、どんな葉巻にも万能に使うことが出来る。
パンチカットは、強い味わいと濃厚な風味を引き出すのが特徴。
パンチの直径が大きければマイルドに、小さければより濃厚になる。
「口当たりの良さ」がパンチカットの特徴のひとつで、フラットカットと違い葉巻をくわえるのではなく、唇に添えるようにして吸うので、特に女性にもお薦め。
Vカッターは、キャッツアイカッターとも呼ばれ、その切り口は、ネコの目のように愛らしい。
そもそもの数が少なく、フラットカットに比べVカットは難しいといわれることもあるが、特に切れ味を重視して選びたいカッターである。
鹿の角を使ったレターオープナーやペーパーナイフなどは、1度は目にしたことがあるでしょう。
そうです、カスタム・ナイフをご覧になったことがある方は、イメージできるかもしれませんね。
一点物、世界に1つだけのオリジナルのシガーカッター
使い勝手がいいかどうかは、個人差がありますが・・・・
ハンドルが鹿の角でカッター部分は、ゾーリンゲン社の堅牢なタイプが埋め込んであります。
全長 240mm 太さ 25mm〜
