Cigare Concierge

About Cigar

葉巻はもっとも歴史が古いたばこのひとつで、ラテンアメリカを中心とする文明の中で古代から親しまれてきた。19世紀初頭まではスペインのごく一部地域のみしか普及していませんでしたが、ナポレオンのスペイン侵攻をきっかけにヨーロッパ全土に広まった。
「フィラー」と呼ばれるシガーの味と香りを軽視する部位、「バインダー」と呼ばれるフィラーの味、香りをさら引き立てる部位、そして、「ラッパー」と呼ばれる葉巻の特徴をさらに演出する葉で包む三層構造からなっている
プレミアムシガーと呼ばれる葉巻はフィラー、バインダー、ラッパーにたばこ葉を使用し、職人(トルセドール)が手で巻くハンドメイドの高級品で、たばこ葉そのものが持つ香味に収穫後に乾燥、発酵・熟成を加え、たばこ葉をブレンドすることで特徴を出している。

About Concierge

コンシェルジュは本来「アパルトマン(集合住宅)の管理人」という意の単語であった。
そこから解釈が広がり、ホテルの利用者、宿泊客のあらゆる要望に対応する「世話係」を担う人の職名として今日では使われることが多い。
宿泊客のあらゆる要望に応えることをモットーとし、「宿泊客対して決してNOとは言わない」とされている。
中世の時代には、巡礼者が訪れる教会にコンシェルジュが常に在中し、ホスピタリティをもって巡礼者を迎え、トラブルを解決し、次の目的地に正しく導く手伝いをしていた、という歴史が存在する。
日本のお遍路で遍路沿いの人々がお大師様と共に歩いているお遍路にしてくれるお接待(お布施)にも似ています。
近年はホテルに限らず、ステーションコンシェルジュやボーテ・コンシェルジュなど様々な分野で同様の役割を担う人をコンシエルジュと呼ぶようになりました。

Cohiba コイーバ

ハバナ・シガーの旗艦ブランドとして最高の葉巻とも呼ばれる誉れ高いコイーバは、1966年の創立以降、国家元首や外交官など、キューバ政府の国賓用の葉巻としてのみ作られていた。
一般市場に公開されたのは1982年で三次熟成を施し、数ある工場の中でも特別な、エル・ラギート工場のみで製造されている。
「コイーバ」は先住民タイノ族の言葉でタバコそのものを指す言葉で、イメージカラーは大地と火を表すイエロー、先住民の住む藁葺きの家を表す白と黒の市松模様がアイコンである。

Romeo y Julieta ロメオ y フリエタ

ロメオYフリエタは、いうまでもなくウィリアム・シェイクスピアの小説が由来のネーミングで1875年に創業された。
小説の有名なシーン『二人がベランダ越しに愛を語る』がこのブランドのトレードマークになっている。
英国の宰相、Sr.Winston Churchillがこのブランドをこよなく愛したことでもしられる。
その彼に敬意を表して名前が付いた「Churcghills」は、今ではサイズを表す名称ともなっている。

Partagas パルタガス

パルタガスはその名の由来であるドン・ハイメ・パルタガス(Don Jamie Partagás)氏によって1845年に創業された老舗ブランド。
その工場は今でも、ハバナ市の中心部のキャピトリオ裏のインダストリア通520番地に位置し、最も歴史ある工場として知られている。
工場には"Real Fabrica de Tabacos"のサインが今も掲げられ、パルタガス氏の品質の高さに対する自信がうかがえる。 クラシカルなハバナシガーの味わいを維持しながら大地を思わせる力強いアロマが特徴。
ピナール・デル・リオ州のヴェルタアバホ産の厳選されたタバコ葉のみをフィラーとバインダー、ラッパーに使用し、多くの愛好家を魅了し続けている。

H.Upmann H.アップマン

H.アップマンは、1844年に英国人葉巻愛好家の銀行家ハーマン・アップマン氏によって創設された。
ボックスに描かれたロゴの周りには、国際品評会で受賞した数々のゴールドメダルとアップマン氏のサインが誇り高く記されている。
かのジョン・F・ケネディがこのブランドをこよなく愛したことは広く知られ、キューバ危機の前に買い占めたとの逸話もよく知られている。
上質なタバコ葉から生まれる素朴で深い味わいは、昔から著名人をも虜にしていた。

Flor de Selva フロール・デ・セルバ

女性オーナーならではのセンスとこだわりが光るホンジュラスの大地から生まれた、100%ホンジュラス産シガー。
ハニー、クルミ、スパイスの風味のある、洗練されたクラシックな一品からローストしたコーヒーに仄かなアニスのスパイスを感じる穏やかさの中にも力強さをもったシガーまで楽しめます。

Brick House ブリック ハウス

JC.Newman社の扱うブランドで革や甘いフルーツの風味を伴う、ナッツのような味わいで幅広く愛好家が世界中にいる。
「シガー・アフィショナード」の2009、2010、2011年にて、トップ25のシガーに選ばれたニカラグア産の評価の高いシガー。

Flor de Copan フロール・デ・コパン

スパイシーでフレッシュな喫味をもつのが特徴で、花の甘さと軽いローストの香りやヘーゼルナッツの芳ばしさを彷彿させ、森の甘い香りの乗せて、さわやかな印象を奏でるホンジュラス産の全ての香りが調和して花開くようなシガー。 喫味は豊かな森の香りを含んだ草の香りが印象深くホンジュラスの大自然を満喫できるようなシガー。

Quorum クオラム

ミディアム・フィラーのライトでスムーズな味わいがお好みの方にはシェイド。少し濃い目の味わいがお好みの方にはクラシック。デルガドは、持ち運び便利なチューブタイプ。 ペッパー風味の香りと甘みが調和した美しいシェイプのトルペード、最初から終わりまでスムーズな味わいながら、スパイシーな香りが楽しめるコロナサイズとTPOに合わせて楽しめるニカラグア産。

Te Amo ティアモ

各国の名を冠したエキゾティックでスパイシーなフルボディのシガー。
ハバナ・シードのコロホ葉やクリオロ葉、コネチカット・シェイドのラッパーを使用し、厳選されたホンジュラス産、ニカラグア産、ドミニカ共和国産、メキシコ産やハバナ・シードのロングフィラーを合わせて、各国の名に準じたリッチでディープ、そして贅沢な味わいを創り出しているメキシコ産。

Luis Martinez ルイス・マルチネス

エクアドル産ラッパー、ホンジュラス産バインダー、セントラル・アメリカ産のフィラーから成るビッグサイズのチャーチルサイズのお値打ちシガー。
ニカラグア産でマイルドな吸いやすいブレンドで入門向けに。

Flor de Filipinas フロール デ フィリピナス

タバケリア社は、スマトラ葉をラッパーに使用し、タバケリア社独自のサラ(Sarah)葉をバインダーに使用し、サラ葉とイサベラ(Isabela)葉をブレンドしたフィラーを使用し、スムースかつしっかりとした味わいに仕上げている。 
タバケリア社の名を冠したフロール・デ・フィリピナスは、国内だけでなく世界中からの注文も非常に多い隠れた名品という。
贅沢な気分も味わえるチャーチル・サイズでも日常的に楽しめる。

Antonio Gimenez アントニオ ヒメネス

各国の名を冠したエキゾティックでスパイシーなフルボディのシガー。
ハバナ・シードのコロホ葉やクリオロ葉、コネチカット・シェイドのラッパーを使用し、厳選されたホンジュラス産、ニカラグア産、ドミニカ共和国産、メキシコ産やハバナ・シードのロングフィラーを合わせて、各国の名に準じたリッチでディープ、そして贅沢な味わいを創り出しているメキシコ産。

Luis Martinez ルイス・マルチネス

エクアドル産ラッパー、ホンジュラス産バインダー、セントラル・アメリカ産のフィラーから成るビッグサイズのチャーチルサイズのお値打ちシガー。
ニカラグア産でマイルドな吸いやすいブレンドで入門向けに。

Cigare Concierge
シガーコンシェルジュ

2019-05-01
Text&Photo Carlos Kawashima カルロス川島
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